3種類の機能を選択でき、SIMVモードでは、調節呼吸(維持)から自発呼吸(覚醒)までスムーズな呼吸管理が出来ます。呼気時間に発生する患畜の自発呼吸 に対してデマンド換気でサポートします。PCVモードでは、設定圧以上にならないので安全であり、肺の圧力障害を防ぎます。肺コンプライアンスが低い場合 や、リークがある場合などに適しています。
手術中の体温の低下を防ぐための器械で、全身麻酔下での開腹手術は麻酔の影響、開腹による熱の放散などにより体温の低下が起こります。この低体温状態は、シバリングの発生原因となり、ペットの術後に影響を及ぼすため術中の体温管理には欠かせない重要な装置です。
CO2レーザーは組織を切断しながら、同時に血管や神経を閉じ、組織ダメージも深度約0.3ミリと、電気メスの5ミリにくらべ、はるかに浅い組織浸潤です。 出血を最小限に止めることができ、手術後の痛みや腫れも少なくなります。この特色を利用し、今までは全身麻酔下でしか出来なかったイボ取りなどの簡単 な手術が、局所麻酔による意識下で行うことが出来ます。
術後の傷口の疼痛管理、治癒促進、神経痛、関節痛の軽減等、ポイント照射された近赤外線で鍼療法と温灸療法、双方の利点を生かしたより効果的な治療を実現します。
超音波検査は、高い周波数の超音波を利用して臓器や組織を画像化して動物の身体の異常や病気を見つけ出すことが可能な検査装置です。心臓超音波検査では心臓の形を見る形態学的診断と心臓の動きを見る機能的診断により心臓弁膜症、心筋症、心臓肥大、フィラリア症、心奇形などの診断が可能です。腹部超音波検査では、各臓器の病気や腹腔内の腹水や出血を診断することが可能です。 また、最新のHITACHIアロカ社製のエコー診断装置は、院内ネットワークなど様々なネットワーク環境に対応可能で、当院の電子カルテとも接続されています。 内臓HDDへのデジタル保存により過去の画像・計測データを簡単にレビュー可能です。
内視鏡は、外科手術を行わずに消化管内の検査を行うことができます。また異物を飲み込んでしまった場合、開腹することなく取り出すことができ、動物の体を傷つける必要がありません。 また、腹腔鏡は従来の開腹手術に代わり、腹部に数箇所小さな穴を開けて、腹腔鏡で体腔内を見ながら、鉗子や電気メスで施術する新しい手術です。患者にとっては、開腹手術に比べ術後の傷が小さく、その分、入院期間が短くなります。
ライブ画像の動きは、滑らかでキレイ。カンファレンスの進行もスムーズに行えます。』 通常のテレビ画面の6倍の情報量で表示できる200万画素CCDを装備。ハイビジョンに迫る高精細画像ながら、表示スピードが速いのでライブ表示は滑ら か。タイムラグがなく高画質なので、組織や細胞が一段と見やすく、カンファレンスにかける時間を無駄にしません。 『電子カルテへの画像転送や大容量記録メディアが利用可能。』 USB2.0を搭載しているので転送ソフト(DP12-DRV)を利用し記録した画像を、高速にパソコンへ転送することができます。またコントロールボックスにはCFスロットを搭載、大容量のコンパクトフラッシュが利用可能です。
少量の血液を吸わせるだけの簡単な操作で検査が行えます。血球粒度分布図と測定数値は、プリントされ機械に保存されます。イヌ、ネコ、ウシ、ラット、マウスの測定条件を標準セット、その他3種類の追加設定が可能であり、多数の動物種に対応しています。 当院では、このデータも電子カルテに保存され、院内の末端PCからの呼び出しがいつでも可能になっています。
富士ドライケムは液中の化学成分を正確に定量するための完全ドライな 多層分析フィルムを利用した分析法。血漿・血清のほか全血も分析可能です。
血液生化学検査は、どこの臓器に問題があるか、現在のおおよその状況を調べる ことを目的に行われますが、麻酔の使用が可能か、また健康診断としても行われます。
どんな検査か? 血液を遠心分離器によって血球成分と血漿成分に分けられます。血漿の成分は90%が 水ですが、様々な栄養分、老廃物、酵素、ミネラルなども含まれています。 血漿中に含まれる成分を調べることで、 ●栄養状態 ●肝臓・胆のうへの負担や機能の低下 ●腎臓の機能 ●血糖値 ●膵臓の負担や機能異常 ●脂質代謝異常 ●ミネラルバランス などの値が確認出来ます。
血液中の、T4、TSH、コルチゾール、血清総胆汁酸を測定する装置で、甲状腺機能、副腎皮質機能、肝機能を調べる事が出来ます。いままでは病院外の検査センターへ血液を送って調べていた項目ですが、院内でもルーチンに検査が出来るようになります。
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