Dog
Surgery

手術前日

お食事、お水は、夜21時ぐらいまでに片づけてください。おやつもこれ以降は与えないでください。

手術当日

当日の朝は絶食にて9時10分までにご来院ください。
※絶食・絶水が何故必要かと言うと、命の危険に関わる誤嚥性肺炎を防ぐためです。麻酔で消化管機能が低下するため、胃の内容物が逆流し、気管や肺に入りやすくなり、結果として誤嚥性肺炎が起こりやすくなってしまいます。

当日は、以下の流れで手術を行います。

＜血液検査＞
「希望します」「希望しません」　を選択してください。当日の健康状態を把握します。（5歳以上の方は必ず行います。）

＜手術＞
手術は午前中～13時の間に行います。
※検査の内容については、手術当日に飼い主様とお話の上でご希望の検査を行わせていただきます。
※17時以降にお電話いただければ、容態などをお話しできます。 また、血液検査に大きな異常があった場合、手術前に飼い主様にご連絡する場合があります。

手術翌日（※退院）

ご予約の時間にお迎えに来てください。
帰宅後は、傷口を舐めないように、病院用のエリザベスカラーもしくは術後服を 装着してもらいます。（抜糸が終わるまで）
停留睾丸(精巣が陰嚢に降りてない状態)の場合、子宮に異常が認められた場合など、 手術や術後の経過によっては退院が遅くなることもあります。

抜糸

退院後、約1週間～10日で抜糸になります。ご予約の上ご来院ください。
※入院時には、混合ワクチン、ノミ・ダニの予防が必要です。手術をお考えの方は、健康時にお早めにお済ませください。
※基本的に一泊の入院が必要です。
※手術には事前の予約が必要です。
※手術のキャンセルをご希望の場合は、手術前日の午前中までにご連絡をお願いいたします。

フードの切り替え

避妊・去勢手術によりワンちゃんの体質が変化し、 とても太りやすくなるため、手術後にはフードの変更が必要になる場合があります。 退院時にフードのサンプルをお渡しします。 与えてみたいという方はスタッフまでお申し付け下さい。

退院後の注意事項

＜抜糸＞
通常約１週間で抜糸になります。
＜お散歩＞
抜糸が済むまではなるべく安静にして、お散歩も控えめにしてください。
＜シャンプー＞
抜糸の後、3日～5日間は控えてください。
＜お食事＞
フードは少なめの量から始めてください。
＜お薬＞
１日２回、５日分をお出しします。
＜カラー＞
食事やお散歩のときなど、一時的にカラーを外していただいてもかまいませんが、お家の方がお出かけになるときや、ご就寝されるときには術部を舐めてしまわないように、必ずカラーを装着してください。

避妊・去勢手術によりワンちゃんは、ホルモンバランスの変化により体重が増えやすくなります。肥満は万病のもと！太っているだけで関節炎や循環器の疾患などのリスクが大きく上がります。そのため、手術後は避妊・去勢後のワンちゃんに合わせた太りにくい食事をお勧めします。まずは１か月、適切なご飯を決まった量で食べてみましょう。

●理想的な体重維持のために、カロリーが低く調整されています。
●下部尿路の健康維持にも配慮されています。

手術料（下記体重別の表参照）

去勢

避妊

※上記の料金は全て税込価格（10％）です。