近赤外線+ICG温熱抗ガン治療 その他の各種症例の紹介 ■ 各種症例の紹介 トップへ戻る ■ 循環器…心臓疾患 ■ 呼吸器 ■ 皮膚 ■ 消化器…胆のう疾患 ■ 泌尿器 ■ エクソソーム治療 ■ 内分泌 ■ 神経 ■ 近赤外線+ICG温熱抗ガン治療 近赤外線+ICG温熱抗ガン治療 ICGを用いた光温熱療法[東京医研スーパーライザー]+アルピニア併用投与 ICG(インドシアニングリーン)は緑色の色素で600~800nm程度の波長を吸収し一重項酸素を発生させ発熱する性質を持っています。ブドウ糖で溶解したICGを静脈注射することで、ICGが腫瘍細胞に取り込まれます。ICGが取り込まれた腫瘍細胞に600~1000nmのスーパーライザー(東京医研)を照射(近赤外線温熱療法)することで、腫瘍細胞のみが攻撃され、健康な細胞へのダメージが無く、身体への負担をほとんど無くした治療法と言えます。腫瘍の場所によっては無麻酔で行うこともできます。 一般的には、放射線や抗がん剤と併用することもできますが、生体への副反応が多く、「完全寛解」に至らず、再発をすることがあります。 当院では、抗がん剤治療を極力しないため、この温熱治療にサプリメント(アルピニア、CBD(医療大麻)、重曹、超高濃度水素水、イベルメクチン、マイナス還元電位還元塩など)を併用して“副作用を極力抑えた治療”を行っており、抗がん剤治療では予想されない成果を得ています。 ICGは溶解すると安定化しないため遮光しながらゆっくりと静脈注射を行います。 LED波長による体内深達効率向上により動物医療の新たな領域へ 4半世紀におよぶスーパーライザー動物市場での経験と知見。その全てを集約した光線治療器の登場です。LEDの光特性を十二分に利用した優れた生体深達性を、新たに開発された新型プローブにより発揮します。近赤外線、赤色光、青色光のミキシングによる多岐にわたる疾患に対応します。 もちろん、安全性、利便性、簡易性も大幅にアップしました。 症例1 W.コーギー 7歳 避妊雌 診断:鼻腺癌、放射線の治療歴あり 併用内服治療:アルピニア、CBD、イベルメクチン 2023年1月 右鼻腔内に腫瘤 2023年6月(3回放射線照射後) 腫瘍の縮小傾向を認める 2023年8月 ICG治療(スーパーライザーLED Hyper 東京医研) 2023年10月 腫瘍消失 症例2 雑種猫 8歳 未去勢雄 診断:左鼻腔内リンパ腫 放射線での治療歴あり 併用内服治療:アルピニア、CBD、還元塩、重曹、イベルメクチン 3月初旬 3月中旬 放射線照射3回目(〇〇大学病院) 腫瘍体積約20%減少 4月 放射線照射3回目から3週間後(ICG治療1週間後)腫瘍体積約95%減少 5月 ICG治療4週間後 腫瘍体積98%減少 症例3 雑種猫 13歳 避妊雌 診断:腺癌(右鼻腔内) 併用内服治療:アルピニア、CBD 注腸治療併用:イベルメクチン、還元塩、重曹 ICG治療前 鼻出血あり スターターあり 検査 ICG治療 <麻酔下> <無麻酔> ICG治療28日後 鼻出血減少 スターター消失