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馬尾症候群

猫の背骨の中を走っている脊髄は、腰の骨を構成している腰椎の内、上から5番目に当たる第五腰椎くらいで終わっています。そこから下に向かってしっぽの先まで伸びている神経の束が「馬尾」(ばび)です。ちょうど、馬のしっぽのように見えることから名づけられました。この馬尾は、膀胱、肛門、後足の神経などと所々で連結しているため、一部で生じた異常が、他の様々な神経にまで波及してしまうことがよくあります。このようにして発症するのが「馬尾症候群」です。

レーザー治療

3週間後

神経

てんかん発作

てんかんは、全身のけいれんなどの発作が繰り返し起こる病気です。日本では100頭に1〜2頭の犬がてんかんを発症しています。普段はいつもどおりの生活が送れているにもかかわらず、突然脳の大脳という部分から異常に強い電気信号が出されることによって発作が起こります。犬のてんかんは、脳の病気に伴って発作が起こる「症候性てんかん」と、脳に何も病気は見つからないのに発作を繰り返す「特発性てんかん」に分類されます。

前庭疾患

前庭疾患とは、様々な原因で平衡感覚を失ってしまう病気全般を指します。動物の身体には、平衡感覚を司る三半規管という小さな器官が両側の内耳に存在します。両側の三半規管が感知した頭の動きや位置が神経を通じて脳幹へ伝えられ、「平衡感覚」が生まれます。
片側の三半規管やその信号を受け取る脳幹が機能しないと、世界がグルグルと回ってしまうような感覚に陥り、めまいやひどいふらつきが起こります。